日本製のプロジェクターは、信頼できる品質と高い映像性能で長年支持されています。
中でもエプソンEH-TW6250は、画質・使いやすさのバランスが優秀で、家庭用としてコスパ最強のモデル。

この記事では、日本メーカーの中でも日本製モデルに限定し、家庭用・一人暮らし・ビジネス用に分けて日本製のおすすめプロジェクターを徹底比較!
あなたに最適なモデルがわかるよう、解説していきます。
日本メーカー4社とそれぞれの特徴
日本製プロジェクターを取り扱うメーカーは、主に以下の4社です。
1・エプソン
2・ソニー
3・リコー
4・カシオ
ただし、日本メーカー=日本製とは限らず、たとえばカシオの多くのモデルは中国製です。
1・エプソン(EPSON)
日本のプロジェクター市場でシェアNo.1。世界的にもトップクラス。
3LCD方式(自社開発)による自然な色再現と高い信頼性。
ホームシアター用からビジネス・教育用まで幅広いラインナップ。
日本製モデルが多い(特にホームシアターEH-TWシリーズ)。
2・ソニー(SONY)
4K SXRDパネル搭載のホームシアター用が世界的に高評価を得ています。
映像美・コントラスト・黒の締まりが圧倒的で映画好きに人気。
日本製は主にVPL-VWシリーズ(4Kホームシアター用)。
業務用レーザー(VPL-PHZシリーズ)の一部も日本製。
3・リコー(RICOH)
業務用・教育用・短焦点/超短焦点プロジェクターに強み。
設置自由度が高く、電子黒板機能なども搭載。
ビジネス・教育現場での導入実績多数。
4・カシオ(CASIO)
ランプフリー(レーザー&LEDハイブリッド光源)で省メンテナンス。
教育・ビジネス向け中心。長寿命・省エネが魅力です。
ただし、日本製は一部モデルのみ(大半は中国製)。
プロジェクターの選び方
家庭用(ホームシアター等)
✅高画質:フルHD(1920×1080)以上、できれば4K(3840×2160)対応がおすすめ
✅明るさ(ルーメン):暗い部屋で使うなら1500ルーメン以上、日中のリビングなど明るい場所で使うなら3000ルーメン以上が目安
✅コントラスト比が高いほど奥行きのある映像になります。
✅内蔵スピーカー/外部出力端子:音質にこだわるなら外部スピーカーへの接続も検討
一人暮らし
✅映画や動画を大画面で楽しみたいならフルHD(1920×1080)以上が必須(予算に余裕があれば4K対応モデルもおすすめ)
✅暗い部屋なら1500ルーメン以上・日中やリビングで使うなら3000ルーメン以上
ワンルームや1Kなら、2000~3000ルーメンで十分な場合も多い。
✅コントラスト比が高いほど、映像に奥行きや立体感が出る
✅狭い部屋でも壁から近い距離で大画面投写できる短焦点・超短焦点モデルが便利
✅音が気になる場合は、静音設計モデルがおすすめ
✅音質にこだわるなら外部スピーカーやサウンドバー接続ができるモデルを
✅一人暮らしなら10万円前後のフルHD~4K相当モデルがコスパ◎
ビジネス(会議、プレゼンテーション等)
✅明るさ(ルーメン): 明るい会議室でも見やすい3000ルーメン以上推奨
✅解像度:資料が見やすいXGA(1024×768)以上が基本
WXGA(1280×800)以上あるとより◎
日本製プロジェクターのおすすめモデル
家庭用
モデル名 | 解像度 | 明るさ(lm) | コントラスト比 | 3D対応 | スピーカー | 参考価格帯 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エプソン | EH-TW7100 | 4K相当 | 〇3,000 | 〇100,000:1 | 〇 | 10W | 約17~20万円 |
EH-TW6250 | 4K相当 | 2,800 | 35,000:1 | × | 10W | 約12万円 | |
EH-TW7000 | 4K相当 | 〇3,000 | 40,000:1 | 〇 | 10W | 約17~18万円 | |
ソニー | VPL-VW575 | 〇4K | 1,800 | 〇ダイナミック∞ | 〇 | ▲なし | 約80万円 |
VPL-VW295 | 〇4K | 1,500 | 〇ダイナミック∞ | 〇 | ▲なし | 約50万円 | |
VPL-VW270ES | 〇4K | 1,500 | 〇ダイナミック∞ | 〇 | ▲なし | 約40万円 | |
リコー | PJ WUL5 | WUXGA(1920×1200) | 〇4,000 | 〇100,000:1 | × | 10W | 約40万円 |
※4K相当・・・4K信号入力対応。エプソン独自の4Kエンハンスメント技術で、4K相当の高精細映像を実現。
※ダイナミック∞・・・黒の表現力と明暗の幅が圧倒的に広い=映画の世界観や雰囲気を最大限に引き出せる。
✅コスパ重視で家庭用4Kを導入したい
→ EH-TW7100(明るさ・画質・価格バランス◎)

✅本格映画館級の映像美・黒の締まり重視
→ ソニーVPL-VW575、VPL-VW295(価格は高いが最高峰)

✅部屋が狭い・壁から近距離で大画面投写したい
→ リコーPJ WUL5(超短焦点、明るい部屋にも強い)
一人暮らし
※スピーカー2W:小さめの部屋や静かな環境なら最低限の音量は確保可能。しかし、音が物足りなく感じたり、複数人で映画や音楽を楽しむにはパワー不足かも。
EH-TW7100(エプソン)
- 本格4K相当&高輝度。リビングで大画面を楽しみたい人向け。
- 多少大きめ・重めだが画質重視派におすすめ。
EH-TW6250(エプソン)
- コスパとサイズのバランスが抜群。4K相当対応でリビングでも寝室でも使いやすい。
- 10Wスピーカー内蔵、HDMI端子2つでゲーム機やFire TVもOK。
- 片手で持てる4.1kg、設置も簡単。
EH-TW5650/④EH-TW650(エプソン)
- とにかく軽量・省スペース。小さな部屋やワンルームにもぴったり。
- フルHDで映画や動画も十分キレイ。価格も手ごろ。
PJ WUL5(リコー)
- 超短焦点で壁から約11cmで80型投写可能。部屋が狭くても大画面を実現。
- 明るさも十分で昼間の部屋でも使いやすい。
- 価格は高めだが、設置性重視なら最強。
日本製以外のプロジェクター:安いモデル4選(5~7万)
日本メーカーならOK!という方へ、日本メーカーの安くて人気のモデルは、以下の4選。
※WXGA(1280×800)・XGA(1024×768)・フルHD(1920×1080)
主な用途はビジネス用で簡易的な動画視聴やプレゼン、資料投影に最適です。
家庭用に使用するメリット
✅ルーメン値が高い(昼間のリビングやカーテンを開けた部屋でも映像が見やすい)
✅まずは手軽に大画面を体験したい」「コスパ重視」という方には◎
おすすめはEB-W06!
家庭用に使用している方も多いので、ぜひ口コミを参考にしてくださいね。